研究会 (2005 年 01 月 25 日)
日時: 01/25(火) 14:00〜17:45
場所: 九州工業大学天神サテライトキャンパス Kyutech プラザ
http://www.ims.co.jp/shop/shop/11_04.html
http://www.kyutech.ac.jp/plaza/
講演: 代数的算法とシステム制御理論 (14:00〜17:30)
(九州大学大学院 横山和弘, (株)富士通研究所/(独)科学技術振興機構CREST 穴井宏和)
懇親会: 旬の魚と炙り焼 月○海 大名店 (18:00〜)
(福岡市中央区大名1-10-16-1 ユミック大名1F, 092-739-6701)
参加者: 穴井(富士通研究所), 横山, 和田, 梶原, 楊, 金江(以上九大),
佐藤(佐賀大), 延山, 伊藤, 市原, 瀬部(以上九工大)
講演概要:
近年、数式処理は各種の工学の問題に利用されるようになり,
システム制御理論の分野でも様々な観点から,グレブナ基底
(Groebner basis:GB)や限定記号消去(Quantifier Elimination:QE)
をといった代数的算法を適用する研究が現れてきた.
本講演では,まずグレブナ基底と限定記号消去について解説し
具体的なシステム制御の問題を例に代数的算法の適用の考え方と
その有効性について紹介する.さらに,代数的算法が今後工学の
実用的な計算手法となるための問題点や今後の方向性についても触れる.
また,現在MATLAB上に開発中のQEに基づくパラメータ空間アプローチ
によるロバスト制御系設計ツールボックスについても紹介する.
1.計算機代数とは
2.グレブナ基底(GB)
3.限定記号消去法(QE)
4.代数的算法(GB,QE)の制御への応用
5.数値/数式ハイブリッド計算
Last modified: Thu Oct 13 17:43:52 JST 2005