研究会 (2018 年 08 月 20 日)

共催:SICE 九州支部 制御理論と応用に関する研究会
協力:科研費基盤研究(B)「省エネルギーのためのスパース最適制御理論の構築」(15H02668)
日時: 8/20(月) 16:00〜17:00
   (開場 15:30)

場所: アクロス福岡 601会議室
   (九州工業大学のサテライトではありません. ご注意を.)

講演: ネットワークシステムにおける動的特性 〜1次元多質点系モデルにおける再帰的性質を用いて〜
    (山本薫, 九州大学大学院システム情報科学研究院 准教授; 16:00〜17:00)

懇親会: 18:00〜
    天神近辺で開催予定

参加者: 山本, 川邊, 湯野(以上九大), 國松(熊本大), 畑田(福大),
    永原, 藤本(以上北九州大), 福井(九工大), 笹原(東工大D3)
                            (以上敬称略)

問合せ先: 永原正章 (nagahara[a]kitakyu-u.ac.jp)

概要
動的特性を持つ複数の相互干渉し合う要素によって構成されるシステムは,
「ネットワークシステム」とも呼ばれ,例えば,車両群プラトゥーン,電力網,
インターネットなどが例として挙げられ,極めて複雑な動的挙動を示します.
本講演では,特に,「マスチェインモデル」という1次元多質点系モデルに焦点を絞り,
動的挙動の指標として外力から質点間変位への伝達関数の解析をテーマとします.
この伝達関数が,複素平面上で質点数に関する漸化式で表されることを示し,
これを用いて,質点数にかかわらず所望の性能を達成するような制御則が構成できること
を明らかにします.
Last modified: Mon Aug 27 15:23:43 JST 2018