研究会 (2024 年 06 月 08 日)

SICE 九州支部 制御理論と応用に関する研究会 共催
日時: 6/08(土) 13:20〜17:40  (開場 13:00)

場所: アクロス福岡 605 会議室


講演1: 非線形システムの解析・設計に凸計画問題はどこまで使えるのか?
    ―モデル縮約,単調分散安定化,周期軌道生成を例にして―
   (河野 佑, 広島大学, 13:20〜15:20)

講演2: 未定
   (細江 陽平, 京都大学, 15:40〜17:40)
                    (以上敬称略)

懇親会: 天神近辺で開催予定

問合せ先: 瀬部昇 (sebe[a]ics.kyutech.ac.jp)

概要
1. 線形システムの解析・設計を凸計画問題へと帰着させることは常套手段の一つで
   あろう.それでは,対象が非線形システムになるとどうであろうか?本研究では
   この問いに答えるべく,非線形システム制御論を凸計画問題の観点から再訪し,
   計算可能性と理論性能保証を両立した解析・設計手法の開発を目指す.まずは,
   理論基盤を支える微分幾何学ベースの安定論「Contraction理論」について紹介
   する.その後,応用例として,平衡化打切りによるモデル低次元化,単調(非負)
   性を利活用したネットワークの分散安定化,多安定化や周期軌道生成に関する成
   果を紹介する.


Last modified: Fri Apr 26 08:48:32 JST 2024