主な研究テーマと業績


  1. 分散制御系の設計に関する研究
    分散制御系は実際に多く存在するだけでなく, 耐故障性や、設計時のチューニングなどにおいて優れている. この分散制御系の周波数領域における設計法についての研究.
  2. 耐故障性を考慮した制御系設計
    実際の制御系では,センサやアクチュエータの故障に対して, フェールセーフ機構を埋め込まなければならない. この問題に対して制御理論からのアプローチを展開する.
  3. 複数の制御対象に対するロバスト制御系の設計
    実際の制御対象は環境によって動特性が変動する. その代表的な複数のモデルに対して制御系設計をすることによって, ロバストかつ性能の高い制御系設計が行える.
  4. 制御系における協調に関する研究
    耐故障性を保証するために制御器を冗長化することが考えられる. このとき, 効率や協調の面での考慮が必要となる. この効率を指標とした複数制御器間の性能評価の提案と冗長化制御系の設計に関する研究.
  5. 対角優勢と正実性の関連について
    対角優勢とはシステムの動特性に対して干渉が十分小さいことを意味し, 正実性とはシステムがエネルギーを消費することを意味する. この二つの特性の関係を明らかにする.

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Last modified: Sat Jun 7 06:46:21 JST 2014